自宅でのりんごの育て方
りんご=農園で作られているというイメージがありませんか?
しかし、自宅でもりんごを栽培することは可能です。
ここでは、自宅でりんごを育てる際のポイントや注意点などをまとめてみました。品種や土、肥料などりんごの自家栽培に見合ったものを紹介しています。手入れ方法などもあるので、りんごの栽培は初めて・・・という人もぜひ参考にしてください。

育てやすい品種は?
りんごのほとんどは自家不稔性であり、受粉の相性がよい2品種以上を混植する必要があります。でも、初めから2品種を育てるのは・・・ちょっと大変ですよね? そこで、初心者にも育てやすい品種“アルプス乙女”を紹介しましょう。
これは自家結実性(自身の花粉で受粉・実をつける特性)のため、1本だけでも実がつきます。食用としてはもちろん、観賞用としてもオススメです。
真っ赤なりんごが鈴生りになるので、庭木や鉢植え栽培でも楽しむことが出来ます。また、ふじ以外の受粉樹としても活用できますよ!

寒い地方がいいの?
りんごは寒さに強くマイナス30度前後まで耐えられます・・・が、育つ条件としては年平均気温6〜14度です。ちなみに、生産地(北海道や青森など)の年平均気温は10度前後だとか。一定の気温に合わせなければ休眠から覚めないので、沖縄などの暖地では栽培が難しいとされています。
中国〜四国地方までなら何とか栽培可能です・・・が、暖地で栽培されたりんごは色づきが悪いという点も否めません。よって、りんごは“寒い地方”に向いた果樹といえるでしょう。さらに“日当たり”と“肥沃(ひよく)な大地”が適切です。


土や肥料は?
乾燥しすぎ、または湿りすぎ・・・といった土はりんご栽培に適していません。
逆に、水はけの良い土で栽培すると管理しやすいです。肥料に関しては3月に配合肥料、収穫後の10月下旬には追肥を施します。肥料の量が多いと結実も遅くなる・・・ということから、苗木が小さいうちは少なめにしましょう。ちなみに・・・玉肥の量は“鉢の号数÷2”なので、10号(直径約30cm)の鉢だと5個の玉肥が必要です。また、7〜8月は花芽形成のため肥料は与えません。

手入れの方法・注意点など
ここでは、りんごを自家栽培するときの手入れ法や注意点などをまとめてみました。剪定(せんてい)や摘花など、りんご農家顔負けの手入れをしてみましょう!
りんご栽培【手入れの方法】
りんご栽培には、“剪定(せんてい)”という作業が欠かせません。2年目の冬、新しく伸びた梢1/3を切り詰めます。この際、枝が直角にならないよう剪定しましょう。また、生理落果が終わる(開花後3週間)頃に行う“摘果”も大切な作業です。生育状態の良い1果のみを残し、他は摘み取ります。目安は3〜4芽に1果とされ、中心果が大きくて育ちも良い・・・とされています。
りんご栽培【注意点】
庭植えではあまり気にしなくていいものの、鉢植えにおいては“水遣り”も大切なポイントです。こまめな水遣りが根腐れの原因になることも・・・よって、真夏に1日2回程度を上限にしてください。他の季節(夏以外)に関しては、乾いたら与える程度でいいでしょう。また、“病害虫”にも十分な注意が必要です。
新梢や葉にはさまざまな害虫(アブラムシなど)はもちろん、斑点落葉病などが多く発生します。よって、5〜7月に10倍希釈程度の薬剤を散布しましょう。なお、3月下旬には石灰硫黄合剤(20倍液)も散布するといいですよ!



りんごの自家栽培と楽しみ方

りんごの自家栽培では“実をつける”楽しみ以外に、りんごの花を“観賞”する楽しみも味わえます。りんごの花は赤紫のつぼみと薄いピンク色の花びら、果実同様の甘酸っぱい香りが特徴です。ちなみに・・・“りんごの花”の花言葉は「選ばれた恋」、“りんごの木”は「名誉」を意味します。


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